Vol.33 管理組合役員(理事長)選出に関して考察

  時間経過は、早いもので冬が終わり春になれば自治会管理組合の来期役員抽選会が行われます。少し早めに皆さまも今後及び近い将来を見据えて考えて頂ければと思い、私見含めて記述してみました。

 

自治会は、二年前より前桜井理事長のご尽力により役員経験住民もリセットされ再任抽選選出されるようになりました。

現状組合の方は、抽選による未経験者があと何名いるか把握しておりませんが、候補者もとても少なくなっていると思います。住民高齢化も含め見直しの時期に来ているのではないでしょうか?簡単に言えば 自治会と同じく経験者すべてリセット状態にした方が良いかと思いますのと、なるべく立候補を尊重するような環境になればと思っております。

 

◇役員理想像とバランス

 年齢と社会環境から60歳中盤から75歳くらいの方が適していると思います。

十分社会生活体験をされて、その知見経験があると思いますし、気力体力もまだ個人差はあるとかとおもいますが、現代においてはまだまだ活躍できると年代かと思われます。

 

 個人および家庭差があると思われますが、平均的には30代は子育て時期に多忙でありまた40代、50代はキャリア的にとても忙しくまた仕事で社会貢献する年代かと理解しております、現代においてサラリーマンは65歳まで勤務というのが社会的環境になりつつあります。ただ、役員全員が同じ世代というのも大規模集合住宅においてはバランスが悪いと思いますので、ある程度の世代間バラつきも必要でしょう。

 

 私見としては、管理組合として重要なポストである理事長、住棟委員長、監査役の所謂三ポストに関しては、上記のように65歳から75歳の年代の社会経験豊富で人格者である方が望まれます、さらに理想像としては、大企業の管理職経験(経営、人事、経理等)で組織を動かしたことのある方で、ファミリ的には 親御さんお子さんお孫さん等のいらっしゃる方が生活感も理解出来て良いのではないでしょうか?

 勿論社会の流れから、初の「女性」理事長の誕生も望まれます!

 

 またバランスという意味では、重要ポストは上記人材で押さえておいて役員数を年代で割り振る、また男女比および専業主婦などもある程度ルールをつくってジェネレーションと生活者の区分けで役員を選任するのが良いのではとも思います。

 今までは、住民世代も働き盛りが多く問題ありませんでしたが、高齢化に対処する工夫も必要だと思います。

 また、抽選制度として世代が固まってしまうリスクと世帯主(主に男性)が仕事で忙しく奥さんが代わりに役員を務められるケースも多かったと思いますので、理想としてはその弊害を避けるシステムが出来れば良いと願っております。

 

◇立候補促進

 意志のある方、プロフェッショナルスキルをお持ちの方、時間の出来た方人材が スムースに立候補出来てまた住民がそれを喜んで受け入れるという雰囲気づくりも必要でしょう。

 イメージとしては

・以前 役員を経験したが 仕事等で忙しく十二分に貢献出来なかったが セミリタイアして時間が出来た方

・弁護士、会計士、建築士、もしくはそれに準じる仕事をされてきたプロフェッショナル

・リタイアして、社会との接点が少なくなり、やりがいを求める方

 

 パークに限らず、日本社会文化においては 自ら手を上げて組織を仕切ろうとすると反発といいますか、素直に受け取らない方々がいるのではと感じています、このポイントは重要で 住民から感謝されるという雰囲気づくりも一方でとても大切な事でしょう。

 

◇理事長任期

 やはりなんといってもトップが最も重要です。私も理事長経験者ですが、いろいろと改善改革含め 規約改正、管理費の健全化割振り、修繕計画等々 とても一年では出来ません、これは確信を持って言えます。

 なので、現在安倍総理大臣任期も延長されようとしていますが、アメリカ大統領任期と同じく一期4年、最長2期8年くらいのタームが良いと提言させていただきます。

 基本4年間 お任せするので 逆に罷免等の制度も一方で必要でしょう。また報酬もそれなりにアップすべきと考えます。ビジネスではありませんが、総会で理事長の査定をして報酬を支払うというイメージです。

 理想としては、健全な理事長選挙が出来ればいいなあと思っております。

 

 蛇足ながら、株式会社のように資本の論理とか役職によるヒエラルキーは存在せず住民権利は全てフラットですから、「いろいろと 批判含めて言われてしまう」ポストであります、ある程度の人格と 一方で清廉潔白さと 精神的強さも「理事長」には必要要件だと思います。

以上