「パーク悠々漫歩Vol.3」 ~住棟委員長の一年を振り返って~

 私は平成25年度の住棟委員長と云う重責をお受けした立石と申します。
今回当コラムへの寄稿を要請されました。内容力、文章力、表現力、どれをとっても皆様程の能力は持ち合わせず、拙いものになるかと思いますがお許しを願います。 
今回は、貴重な経験をさせていただきましたこの一年間で、私なりに感じたこと思ったことを率直に述べさせていただきます。

 

 住棟委員長をお受けしてからの一年は、平日の昼間は会社勤め、夜帰宅してからは着信メールのチェックとリホーム申請書の確認作業、土・日曜日は会議や打ち合わせへの参加等で個人的時間が取れないのが実態でした。因みに、一年間での着信メールは1,600件を越え、リホーム申請は200件近くありました。辛いと思ったことはありませんが、疲れなかったかと云えば嘘になります。お蔭様でボケてる暇など無かったと云う点からすれば、良かったのかも知れません。

 住棟委員長の役職をお受けした時には、パークシティ溝の口の為、また当マンションにお住まいの皆様の為、何か前向きなことを実践・実行しなければと考えていました。     しかし、実態は日々の業務(メールの対応、リホーム申請の確認作業等)に加え、投書、 苦情、ご意見、叱責等の対応に追われて、前向き・建設的な事柄には取り組めませんで した。はっきり云えば消化不良で終わってしまったというのが本音です。


 こんな中、一年間を乗り切ることが出来たのは、役員の皆様及び委員会・専門委員会の皆様の献身的なご努力・ご協力、先人の皆様のご指導、そしてお住まいの方々のご理解、ご協力のお陰であり感謝申し上げるところです。正に、皆様に助けられての一年でした。

 役員をお受けして良かったことが多々あります。
1.まず何といっても多くの皆様と面識を得たことです。このことは何事にも変
え難い財産となりました。終の棲家と考えている私にとって、これからの生活で
の宝となることでしょう。


2.このマンションのハード面、ソフト面の実態を知り得たことです。ハード面
では当マンションが築30年を経過し、建物及び付属設備、樹木(植栽)等につい
て修繕管理、植栽管理を含め時間を余り掛けずに検討し解決していかねばならな
い問題、課題を抱えていることです。また同様なことが皆様のお住まいの各お部
屋でも生じており、このことがリホームの多さに通じていると考えています。
3.また、ソフト面でも棟別積立金の是正問題、会計処理の問題、現状にあった
規約への見直し問題、管理会社との契約内容の見直し問題、高齢化が進む中での
コミュニケーションの問題等多々あり、これら全てが一年間の勉強で知り得たこ
とです。


4.恥ずかしいことですが、当マンションの運営がどのように行われているか、
組織がどうなっているか、基本的なことを始めて知り得ることが出来ました。役
員を引き受ける前は、理事会、住棟委員会、分科会、専門委員会等の組織と活動
について、また、議事録、ホームページ等の活用について然程の関心も無く過ご
していましたが、これらに係わりが出来たことで真剣に内容を掘り下げてみるこ
とで奥深さを知りました。


役員の皆様、ボランティアで委員会等に参加の皆様は本当に個人の時間を捨て、真剣に当マンションの為活動されていることも知りました。まさにボランティアの領域を超えての活動、活躍です。今迄は誰かがその時々を旨く処理してこられてきたと安易に考えていましたが、猛反省をさせられた一年でした。


 これらの事を考える時、最初の一年は勉強の期間・充電の期間と云えます。先の役員の皆様の先見の明により、役員の複数年化が始まったことは大変有意義であると考えています。

 マンション管理について初めての経験で、無知が故の物足りなさから皆様に心配や不安ばかりを与えることになり、申し訳なく思っているところです。


先人の皆様は、マンション管理や仕事上での貴重な経験に加え、マンション管理を行っていく上での弛まぬ勉強等により有識者となられています。マンション管理を引き継ぐ者にとって、こうした先人・有識者の皆様の心温まるご指導こそ次の時代へ継承し、より前進していく上で必要不可欠だと考えます。間違った言動や、間違った方向へ向っていると判断される時、困惑している姿を楽しむが如き発言や叱責をされるのでなく、訂正、修正を示唆、指導していただきたいのです。常識あるご指導をお願い致したいのです。


 私自身この一年の間に、辛い、悲しい、情けないと感じた事柄が多々ありました。
たまたまくじ引きで当って役員となり、お引き受けされる方も無い中、ボランティアとしてやれる範囲で努力してみようと思いお引き受けした住棟委員長でした。私の認識が甘かったのかも分かりません。後悔はしていませんが、次から同じ状況、条件でお受けになられる方にはこの思いはしていただきたくないのです。マンション管理は営利企業の経営とは自ずと違います。私利私欲の為、また報酬目的で活動している人はいらっしゃいません。歳は取っていても始めて管理組合の役員になった方々は、企業で云えば新入社員です。始めはマンション管理については、素人です。暗中模索をしながら何とかお役に立ちたいと頑張るのです。根底にあるこれらの事を、是非忘れないでいただきたいと思って止みません。

 

 愚痴ばかりになり、耳障りの悠々漫歩となりました。お許し下さい。
 パークシティ溝の口がこれから60年、100年と続いていく為、一致団結、一丸となっていくことを願って止みません。

平成25年度住棟委員長 立石正治

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コメント: 1
  • #1

    MJ (金曜日, 03 10月 2014 19:16)

    住棟委員長大変おつかれさまでした、ご苦労様です。