【分科会報告】防災防犯分科会の4カ月間活動報告

 平成25年度管理組合役員としての4カ月が過ぎました。1年の1/3ですが、業務密度の濃い4カ月でした。管理組合防災防犯分科会は、管理組合分科会の中でも、特殊な性格を持っています。

 防災防犯分科会は、「管理組合」の所属していますが、「共同防災管理協議会」にも所属しています。そしてパークシティの防災防犯業務は「共同防災管理協議会」が遂行しています。

 この協議会は毎月定例会議を開催しており、必要に応じて臨時会議も開催します。定時メンバーは自治会長、自治会防災防犯部、管理組合理事長、管理組合防災防犯分科会で構成されています。協議会会長は自治会長です。つまり簡単にいえば、防災防犯業務は、「自治会」と「管理組合」の共同で遂行しているのです。

 

 私個人の見解では、この協議会の形は「未来のパークシティ」の役員業務の試験場といえます。現在のように「管理組合」と「自治会」が完全に独立した2つの団体であるメリットは、だんだん少なくなっていると思います。そして「共同防災管理協議会」は、「管理組合」と「自治会」との間に、まったく壁をつくらない組織であり、しかも健全にエネルギッシュに活動しております。

 

 防災防犯に関しての最終決定権はこの協議会にあるため、「防災防犯分科会」が何か単独で活動することはほとんどありません。そのため活動報告は「共同防災管理協議会」の活動報告となります。

 では以下に主な活動報告をまとめてみます。

 1.川崎市から自主防災組織として認定

 2.防災資器材の拡充購入

 3.総合防災訓練の実施(10月13日)

 4.防火管理者の選出

 5.災害対策名簿の作成、管理

 

 次に、それぞれの項目について簡単に説明いたします。

 

【1. 川崎市から自主防災組織として認定】

 地方自治体から自主防災組織として認定されることで、年度がはじまります。自主防災組織であることが大切な理由はたくさんありますが、3つだけ挙げてみます。

 

①災害時の広域避難所への避難権を確保すること。

 自主防災組織に属していない人が広域避難場所に避難する場合、所属がない立場になってしまいます。いきなり「出て行け!」といわれることはありませんが、避難生活をスタートさせる上では、少し面倒なことになります。

 

②防災資器材購入や防災訓練を補助してもらえることこと。

 日本の行政は、昔から防災に関しては、手厚く補助してきました。防災資器材購入には補助金を出してくれます。防災訓練には、区役所や消防署が参加してくれます。

 

③防災全般に関して行政と相談できる。

 結局、我々役員は素人です。防災に関しての知識はほぼゼロからスタートします。行政と相談できるのは大切です。いろいろな指導を請うことができます。

 

【2.防災資器材の拡充】

 パークが所有している防災備品は、D棟倉庫に保管されています。緊急の際、これら備品はパークへ避難してきたすべての人々へ提供されます。そのために「管理組合」が防災備品の維持、管理の責任を負っています。

 平成23年度、長年所持していた品目をチェックして、さらに必要な品目の検討をしました。平成24年度より、拡充購入を開始しました。平成25年度の購入でいったん拡充購入は終了する予定です。この購入にあたっては、自主防災組織「共同防災管理協議会」の権限で、川崎市よりの補助金が確約されています(購入費用の半額も!)。

 

【3.総合防災訓練の実施】

 消防法により、パークシティ溝の口では、1年に1回の総合防災訓練が義務付けられています。今年度は先日実施しました。とてもよい天気で、無事終了しました。消防署と区役所以外にも、たくさんの団体、企業が参加してくれました。こういったコーディネートも「共同防災管理協議会」が行っています。

 

【4.防火管理者の選出】

 とても地味なことですが、これがなければ、法律上すべての防災業務は無効になってしまいます。消防法により、パークシティ溝の口では、一人の、防火管理資格を持った、「防火管理者」を選出することが義務付けられています。法律上、パーク内の防火管理業務の責任者は、「理事長」と「防火管理者」です。防火管理者は非常に責任が重く、資格も必要なため、選出するのがたいへんです。そのため昨年度より、管理組合員であれば、誰でも選出可能になるよう、「防災計画」を変更しました。今年度は慣例通り、管理組合役員から選出しました。

 

【5.災害対策名簿】

 名簿の意義については、全戸配布のチラシでも、説明会でも説明していますので、省略します。

数回に渡り、回収時間を設けました。回収願いが提出されれば、回収へお伺いしました。

 結果、全住民の約半分の方が、提出されております。名簿は現在、緊急の際に実際役立つように、整理し、ファイルし、金庫に保管されてます。しかし協議会としては、まだまだ悩みが尽きません。緊急の際に、実際「名簿」を手に取る人が居なければ意味がない訳で、どこまで金庫開閉権の枠を広げたらよいのか判然としない、などなど……。

 パークとしては、はじめての試みであります。試行錯誤しながら、よりよい管理を目指していきます。

 

 以上この4カ月の「共同防災管理協議会」の活動報告を、5点に絞って説明いたしました。

 これら以外にも、たくさんの業務が、遂行され、また遂行されるのを待っています。

 例えば、【防災施設の点検、更新】です。パークも築30年以上。あらゆる所が老朽化しています。そして、防災施設に次から次へと誤作動、故障が起きています。防災施設の例として火災報知機をイメージしてみてください。昨今、よくチリチリ鳴っていませんか? 点検してもらった結果、電気系統の老朽化による誤作動だそうです。これらの設備の継続、改良、更新、に関して、迅速に決断していかなければなりません。これからのパークでは「増えはするが、減ることはない」業務でしょう。

 

 以上、「管理組合防災防犯分科会」が所属する、「共同防災管理協議会」の4カ月間活動報告でした。

 

防災防犯分科会暫定リーダー 村上武彦