先行工事体験記

昨10月に先行工事を我が家で実施しました。その体験記です。

 

■D工事1日目終了。思ったより大工事。あちこちに穴があいている。前の工事よりすごいかも…。

 

まずは下準備から

 

実はこの工事に入る3日前からてんやわんや。工事に先立ち建装の担当者が下見。工事に関連する場所を空けるのが大仕事でした。玄関の靴箱の上からはじまり、収納室の中の整理、台所のシンク下の中身出し、洗面所のシンク下や棚の中身を移動、和室(我が家では畳の和室は洋室に改装済み)の壁周りの家具の移動(和室の場合は畳を壁側半分ほど揚げるためこの部分の家具の移動が必要)。そして旧和室の押し入れ(風呂場の裏側)内の下段中身移動・整理まで、この事前作業が大変でした。なにせ一時にやるのは無理、毎日コツコツが肝心です。

大規模な工事であることを実感

 

いよいよ工事当日。朝9時、業者の方延べ6名ほどがやって来て、玄関から奥の部屋までブルーシートと養生シートが敷き込まれます。このあたりから落ち着かなくなる住人。各所の壁や天井に穴が開けられ始めると、何となくほこりっぽく、騒音にもびっくりです。ここは覚悟が必要です。
今回の本工事期間中は、そんな落ち着かない住民のためにB棟集会室が休憩所として開放されます。
工事の方に声をかけ、ご自身用のおやつでも持って避難されてはいかがでしょう?

初日だけで、廊下の天井、台所のパイプスペース、洗面所の床と壁、押し入れの床と壁、旧和室の壁(和室仕様のお宅では畳を上げる)。これだけの場所が対象となって穴が開けられます。
最初に確認作業で立ち会った後は、職人さんたちは黙々と作業を続けられており、夕方6時の作業終了までは、あまり気を遣うこともありませんでした。この夜は、洗面所・洗濯機・お風呂が使えません。
そこでホコリと騒音から解放されるためにでかけたのが温泉。橘にある溝の口温泉。750円でほっこり気分も味わえ落ち着きました。これは皆さんにもお勧め!(残念ながら中学生以上しか入館できませんが、お子様連れなら帝京大学病院裏の銭湯・高津湯、あるいは二子新地のサウナ・ウェルネスもおすすめです)

■工事2日目 水道をストップして管を取り替え。太い管を切り取るため、午前中はけっこう大きな音。周りの住居にもかなり響いたかなあ。午後の新配管敷設は静かに黙々と行われています。

■工事3日目。壁の穴を塞ぎ壁紙を貼る準備。昨日までと違い少人数での地味な進行状況でかなり静か。それでも自室にこもっての待機はいささか退屈。

■工事4日目終了。わずかに色違いになる壁紙。とりあえず養生シートが剥がされるとほっとする。

■工事5日目。 とうとう工事終了。ほとんど復旧。最後の仕上げで玄関天井の壁紙にシミを発見。

工事2日目から4日目
毎日朝9時に職人さんたちが通ってきます。
2日目はいよいよ配管が交換されていきます。切り取った水道管の中にサビが見られました。
3日目あたりからは大きな音もしなくなり、数人の職人さんが黙々と作業となりました。
そろそろ洗濯が必要になってきたのですが、職人さんに声をかけ近くのコインランドリーへ大急ぎで出かけました。そうそう、本工事の間にはE棟前に仮設のセルフランドリーが設置される予定だとか。汚れ物の絶えないお子さんのいらっしゃるご家庭では重宝できるかと思います。


3日目あたりからは復旧作業に入るため、順にあちらこちらが塞がれていきます。できれば開けられた穴の中を一度のぞいて見るのも大切です。職人さんの個性もあるでしょうが、複雑な配管も芸術的にまとめられていたり、正確な幾何学模様になっていたり、とけっこう楽しめました。それに構造を知っておくのも何かの役に立ちそうです。

あとは壁紙の修復です。洗面所はあちこちに穴を開けたので床も壁も全面新しい壁紙・シートに貼り替えとなりました。この際、前とは全く違った色合いにしてみました。なんとなくリニューアルしたみたいで気分が変わりました。
ご家庭によってはリフォームしたばかりだったり、同等素材では復旧できなかったりするかもしれません。そのための追加費用が発生するお宅もあろうかと思います。でも、本来それぞれの住戸が自費で修繕するべき今回の室内配管取り替え工事です。その利益があることもお忘れないよう。

 

最後に最終チェックは大切です。我が家の場合、玄関内天井にパイプ交換用の穴が開けられたのですが、この周りに糊痕のようなシミが出ていました。よく見なければわからないのですが、建装の担当者に確認してもらい、本来天井シートは貼り替えない予定だったのですが、全面貼り替えを追加でやってもらいました。
これは6日目の午前中に2時間ほどで終了しました。
こうしたこちら側からの最終チェックは必ずするべきだと思いました。

こうして延べ6日間の工事は終了。一部の壁紙や床シート等が貼り替えられ、すっきりときれいになった気がしました。工事のさなかは騒音やホコリが気になりますが、建装の担当者が毎日終了前には掃除機でホコリを吸い取ってくれていました。終わってみれば、水道管や給湯管が新しくなり、水の出が良くなったような気がします。
移動していた荷物を元に戻す作業は少し大変でしたが、この機会を利用していらないものは捨て、ばらばらだったものをまとめることもできました。そんな良いこともあるもので、工事中の我慢も何かの役に立った気がします。皆さんもどうぞそんな爽快感を味わってくださればいいなと思います。 

  
先行工事を体験したA棟住民でした。