絵本を通じてパークと地域の子どもたちに笑顔を。おはなしの森 活動レポート

「ちびすけ どっこい はだかで こい ふんどし かついで はだかで こい…」

 

心地良いリズムの読み聴かせに体で反応する子。

真剣な眼差しで聞き入るお母さん、お父さん。

そんな風景が毎月E棟の集会室にあります。

 

絵本を通じて子供たちと豊かな感性を育む団体「パークシティおはなしの森」を取材しました。

 

「パークシティおはなしの森」は2002年自治会の所属団体として誕生して以来、月1回の集会室での絵本の読み聴かせや秋祭り、近隣地域のサークルやイベントでもおはなし会を催すなどの活動をしてきました。

2007年からは少しでも親子で絵本に触れるきっかけづくりをと、絵本・物語本の貸し出し(無料)も行なっています。

読み聴かせで地域交流

おはなしの森代表の大山さん
おはなしの森代表の大山さん

「近隣地域との交流はパークシティにとって、とても大切だと思っています。また絵本に関わる施設や団体との交流によって作品選びのヒントや読み聴かせの技術向上に大きなプラスになるんです」。と語るのはおはなしの森代表の大山さん。

読み聴かせを聞いていると、その積極的な活動姿勢にも納得がいきます。絵がかわいい作品、途中に歌が入る作品、写真を上手に使用したアートな作品など、メンバーがそれぞれの作品の個性を生かした読み聴かせを披露するので見ている方も飽きずに楽しめます。

子どもたちはもちろんお母さん、お父さんも楽そうに参加してる様子。確かに時折撮影を忘れて一緒に声を出したり手拍子をしたくなります。やはり子どもたちの笑顔に触れたり、感性が豊かになってくいく様子を見るのは嬉しいこと。「親以外の大人が接してくれる場所はとても貴重」、「自分も親にしてもらったことを忘れがち。いい勉強にもなります。」と参加したお母さん。大人にとっても発見と気づきがある会です。

とても豊かな表現の伊藤さん
とても豊かな表現の伊藤さん

絵本の読み聴かせの間には必ず「童歌(わらべうた)」が入ります。童歌とは、こどもが手を使うなどして遊びながら歌う、昔から歌い継がれてきたもの。絵本を使わない分、想像力が鍛えられます。メンバーは月に1回先生を招いて童歌を習っているとか。「歌い手やシチュエーションによって様々な表情を見せるのも童歌の魅力、と先生に教わりました」と話すのはメンバーの伊藤さん。「自分たちも成長したいし声をだすことは健康にもいいですしね」と大山さんは笑います。

フォトギャラリー「おはなし会の様子 」 ※クリックで拡大します。

フォトギャラリー「秋祭りの様子」 ※クリックで拡大します。

絵本選びのこだわり

選りすぐりの蔵書は圧巻
選りすぐりの蔵書は圧巻

絵本のセレクトにもこだわりがあるとのこと。読み聴かせや貸し出し用の絵本はメンバーが実際に手に取り、吟味したものから意見交換しながらリストを作って年に1回大きな絵本・児童書専門店に出向いて購入します。

現在蔵書は約340冊(2013年2月現在)。「自分で絵本を図書館から選ぶのはとても大変。バラエティに富んだ素敵な作品ばかりで絵本選びの参考にもなっています。」と参加したお母さん。

子どもたちに楽しんでもらいたい!

好きなシールを貼ってポイントを貯めるお子さんも
好きなシールを貼ってポイントを貯めるお子さんも

訪れた子どもやお母さん、お父さんにはとにかく楽しんで笑顔で帰ってもらいたい。

細かい工夫や演出も考えられています。

この日は読み聴かせの中に出てきた象の主人公にちなんで象の折り紙を子供たちに教えていました。

皆思い思いの象さんを作って大喜びです。

また参加するたびにシールでポイントがたまるカードも。参加回数によってちょっとしたプレゼントも用意しているそうです。

 

創設当時から会の運営に携わる須加さん
創設当時から会の運営に携わる須加さん

「パークシティおはなしの森」は現在8名で運営していますが常にメンバーを募集しているとのこと。「お母さんはもちろん、お父さんも大歓迎!」と語るのは創設当時からの中心メンバーの須加(すか)さん。体験や参加出来る時だけの無理ない参加の仕方でも全然OKとのこと。地域でパパ友ができるのも楽しいのでは?子どもが好き、地元が好き、パークが好きという共通項だけで十分仲良くなれるはず。ちなみに私もこのご縁で取材に同行した息子と時間が合うときは気軽に参加しようと思っています。

ご興味ある方は是非参加してみてはいかがでしょうか?

 

参加ご希望の方はこちらまで

 

取材/文:山本

フォトギャラリー「楽しそうに参加していたお子さんたち」 ※クリックで拡大します。