AED説明会参加レポート

2012年10月。パークシティ溝の口にAED(自動体外式除細動器)が設置されました。機種はPHILIPS社のハートスタート HS1。10月18日(日)設置業者のALSOK社によるAED取り扱い説明会が実施されました。

 

パークシティ内のAED設置場所、説明資料はパークシティ防災ガイドページをご覧ください。

「AHA心肺蘇生と救急心血管治療のための国際ガイドライン2000」より引用
「AHA心肺蘇生と救急心血管治療のための国際ガイドライン2000」より引用

デモンストレーションの前にAEDがなぜ必要か?以下引用になります。

 

突然の心停止の多くは、「心室細動」と呼ばれる心臓のけいれんによります。
心臓がけいれんすると、心臓のポンプ機能が失われるため、全身へ血液を送ることが出来なくなります。
このけいれん状態(心室細動)から心臓を元の状態に戻すためには、'細動'を'除く'=除細動を電気ショックをかけることによって行うことが必要です。

ただし、心停止後、除細動を行うまでの時間が1分遅れる毎に、救命率は7~10%も低下し、5分が経過すると救命率は50%にまで下がります。(左図参照)
ところが、救急車が現場に到着するまでにかかる時間は、およそ7.7分(※)といわれています。そのため、救急車が到着するまでに、近くにあるAEDを使用して、そばにいる人が、一刻も早い除細動を行うことが必要になるのです。

※総務省消防庁「平成21年版 救急・救助の現況」より引用。

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2009年の東京マラソンでお笑い芸人の松村邦洋さんが心室細動で倒れ、一時心肺停止状態となった後、救護によるAEDによる処置で一命をとりとめた話しを記憶している方もいるでしょう。また震災以降、「安心・安全」な生活への意識が高まる昨今、この日の説明会に参加した住民の皆さんは真剣な表情で説明員の解説を聞いていました。

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解説の中でまず「心臓の位置が真ん中にあること」はびっくり。心臓は左にあるものだと思っていましたが形状の関係で左にあると思われているそうです。上下の位置はワキの下からまっすぐ平行に胸の真ん中に移動したところ。つまりよく行われる心臓マッサージ(胸骨圧迫)は胸の真ん中を押すことが正しいやり方だそうです。

 

ではALSOK社のスタッフによるデモンストレーションをご覧ください。 (フォトギャラリー形式)

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「胸骨圧迫」の方法でポイントがいくつかあります。

 

まず「5cm埋め込むくらい」にはかなり強い力が必要です。腕が曲がっていたり体重がかかっていないと力は出ません。腕がまっすぐ伸びた状態で体重をしっかりかけることが大事です。

 

※詳しくはパークシティ防災ガイドページをご覧ください。

 

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また圧迫する際には両方の手のひらの掌底の部分を重ねて抑えると力が入ります。

 

最後に圧迫の速さですが「1分間に100回」がピンと来ない方も多いと思います。リズムとしては「ドラえもん」の「あんなこといいな できたらいいな♪」が一般的に近い速度と言われているそうです。

 

※詳しくはパークシティ防災ガイドページをご覧ください。

 

参加した皆さんの様子 (クリックで拡大します)

デモンストレーション終了後も熱心に質問や機器に触れる方も
デモンストレーション終了後も熱心に質問や機器に触れる方も
管理組合の宮下理事長も胸骨圧迫を実践
管理組合の宮下理事長も胸骨圧迫を実践
2011年度の自治会防災防犯部、芦川さんも体験していました
2011年度の自治会防災防犯部、芦川さんも体験していました


一度設置された場所を確認されることをおすすめいたします。参加された皆さんお疲れ様でした!