理事長になろう!VOL8 ~「住民台帳策定の巻 」~

「理事長になろう!」VOL8

 

住民台帳策定の巻

~個人情報保護VSコミュニティ活動~

理事長補佐・広報担当

鈴木寿一郎

 

 

現在、管理組合は自治会と協業協力で「住民台帳」の策定を検討しています。そもそもは民生委員の方から、高齢化も激しく実際問題のあった住戸もあり「なんとかならないか?」という相談があったのが発端でした。入居の際、我々住民は、管理センターに家族構成等届けを出しておりこのデータ活用を考えましたが、個人情報保護法及び管理会社のポリシーもあり使用できないとのこと、正直納得出来ない所もありますが、自治会含め我々で策定すべきと考えています。

目的としては、3.11、南海トラフ含め地震等の天災、火事等の人災含め災害対応と、高齢化による孤独死等を組合として出来る限り対応したいということです。勿論 情報データ管理は厳しくすべきであり、現状のアイデアとしては、理事長・自治会長二名の承認により使用できるということを考えています。

 

そもそもいつごろから、こういう時代になったのでしょうか?個人情報保護法自体は2002年度の法令化ですが、ネット時代という背景もあり現在常態化、常識化しています。

私見としては、「行き過ぎ」だと思っています、ビジネスの世界でも、やれコンプライアンス強化とか縛りがきつく、これ以上このトレンドが強化されては大企業同士でしかビジネスができず中小企業、ベンチャーなどは、萎縮してしまうでしょう。

我々のコミュニティ活動もしかりです、ジェネレーションひとつ前の濃密なご近所づきあい、親戚づきあいが「うざったい」ということで、マンションを選択された方も多いかと思いますが、最低限 危機管理的情報は提出してもいいのではないかと思います、また理事長含め管理組合役員を経験しまして、コミュニティ活動として同じ集合住宅に住む ご近所さんとして、親しい友人、知り合いが増えたことは人生豊かになりました。勿論友人、懇親という意味では 個人の好き嫌いもありますが基本パークの住民はそれなりのレベルですので、知り合い、友人が増えるのは楽しいことだとおもいます。

 

ひとつジェネレーション前は、学校名簿でも住所電話番号はおろか、親の職業肩書きまで全て書いてありましたし、自治会寄合名簿でも家族構成含め全て記録されておりました、当時も弊害としては前者の例では、親の職業肩書きから家の資産および素性がある程度わかってしまうのと、後者では、お祭りに寄付しないとちょっと斜めに見られるということもありましたが、特に大きな問題は無かったように記憶しております。

余談ですが、学習院ネタとして、学習院の名簿は幼稚園から大学院まで一冊で網羅されおり、1ページ目のさらに前、つまり表紙の次に「徳仁親王」と記述され住所は赤坂御所、電話番号は宮内庁の代表番号でした… 確かに苗字がありませんものね。

ここからは持論で、若干暴論かもしれませんが もともと日本は地勢的文化歴史的に世界でも稀有な単一民族を維持しておりベースで信頼関係があると思っています。ちょっと犯罪が起きたからと言って、すぐ法制化してしまうのは抵抗を感じます。良く子供を大人が怒らなくなった、怒れなくなったと言いますが、コミュニケーション能力自体が下がってきていることもさることながら、社会全体の問題かなと思います。あまり例が良くないかもしれませんが、ベンチが騒がしいのであれば、「うるさい」と直接文句を言えばよいですし、理想は(普通は)怒られた中高生が親に報告し、その親が子を怒ればよいのだと思います。(まあ、その親が怒った住民にクレームを言うかもしれないという世も末な現状を憂います。)

 

〆としましては、ぜひ住民台帳策定の意義に賛同頂き、ご協力いただけますようお願い申し上げます。勿論、個人の受け取りおよび判断感覚値は多様ですから、決して強制するものではありません。

 

以上

 

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